「阪神1-3巨人」(25日、甲子園)
こんな日もある。4打数無安打、3三振。頼れる男でも、打てない試合は当然ある。黄色に染まったスタンドから漏れた落胆の声。快音を響かせられずにベンチに戻る度に、阪神・新井の心にも悔恨の思いが広がった。
第1打席からチャンスが巡った。初回一死二塁。絶好の先制機だったが、木佐貫の前に二ゴロに倒れた。第2打席は1点を先制された直後の三回一死一、二塁。ここは審判の微妙なジャッジに泣かされた。
カウント2-2から1球ファウルした後の6球目だ。ワンバウンドのフォークに思わず体が反応したが、新井は懸命にバットを止めた。そしてすぐさま両手を広げて、「セーフ」のポーズを取った。だが一塁塁審はスイングの判定。空振り三振が決まった瞬間、新井は天を仰いだ。
「(三回の)ハーフスイングは別に置いといて、ちょっとひどかったですね。僕はあんまり言わない方ですけど、1球、2球じゃなかったですから」
試合後、あふれそうになる思いを必死に抑えながら、新井は努めて冷静にこう言った。ストライク、ボールの判定で、納得できない点が多々あった。だから言わずにはいられなかった。その悔しさを引きずったわけではないが、続く第3、4打席も連続三振。「あんまり言うと言い訳になるんで…」。納得はいっていないが、続く言葉をのみ込んだのは、せめてもの意地である。
開幕からずっと好機でヒットを重ねてきた。虎党も金本に並ぶ主砲の一人として、背番号「25」に大きな期待と信頼を寄せている。「また明日、頑張ります」。あくまで今夜は小休止。すべてを忘れて、気持ちを切り替えて、第2戦こそ熱い声援に応えてみせる。
デイリースポーツ
勝ったんだぁ?
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