2010年2月11日木曜日

雄星、優等生

『毎年恒例となった「日本プロ野球組織(NPB)新人研修会」が3月2日に都内ホテルで行われる。

 昨年は講師のコミッショナー特別顧問・ 王貞治氏(ソフトバンク球団会長)の熱弁で大いに盛り上がった。「よく学び、よく遊べ。若いんだから、女遊びをしたっていいんだ」。聖人君子のイメージの 強い“世界の王”から「女遊びOK」発言まで飛び出してのワンマンショーとなったが、今年は西武・菊池雄星投手が話題を独占することになる。

  研修会は午後12時半から午後5時ごろまで。『アンチドーピング運動について』から始まり、『税の意義と役割』、『薬物乱用防止について』、『暴力団の実 態と手口』に続き、元ニッポン放送アナウンサー・深沢弘氏による『話し方、インタビューへの対応』。昨季で現役引退した巨人・木村拓也内野守備走塁コーチ による『先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ』まで講義は6つある。

 プロ野球選手に忍び寄るさまざまな魔の手をシャットアウトするための必須科目を中心とした講義に対し、球界の救世主を期待されるゴールデンルーキー・菊池がどんな反応を示すのか。

 プロ野球中継の名物アナウンサーだった深沢氏とのやりとりも注目される。

  今時珍しいジャージーしか持っていなかった野球一筋の純朴さを持ち、読書家で勉強好きな菊池だけに、間違っても居眠りはしないだろう。熱心にノートを取る 姿が見られるかもしれない。6つの講義に対して、どうリアクションするか。それぞれ興味津々だし、話題になるだろう。(夕刊フジ編集委員・江尻良文)』

2010.02.10 ZAKZAKから


期待通りに育ってくれると良いですねぇ!